神秘的で静かな洞窟のお寺「ワット・ウモーン」を訪ねて
こんにちは、マヤマヤ(@Mayayan6)です。 今回は「バーンカンワット」の近くにある、洞窟の中に作られたお寺「ワット・ウモーン」を訪ねてきました。 森の中にひっそりと佇む神秘的なお寺「ワット・ウモーン」 旧市街の西南、ステープ山の麓にある「ワット・ウモーン」は、森の中の緑に囲まれ神秘さを感じさせるお寺です。 ひっそりとした洞窟の中のお寺は、13世紀に創建された由緒ある仏教寺院で、かつて僧侶たちの瞑想修行の場として使われ、トンネルという意味の「ウモーン」という名前が付けられました。 丘の上にトンネルが彫られ、レンガ造りで作られた洞窟の内部は、少しひんやりとしていて夏場のタイでも心地いい温度。 暑い日でしたが、強い陽は差し込まず、そっと光が洞窟を照らすような、本当に隠れた場所に建てられたといった印象がしました。 入り口で靴を脱いで、中に入ります。(反対側の出口からも出られるので、脱いだ靴を持って中に入っても大丈夫) 静かに仏像が佇む洞窟内 街の喧騒から離れ、静かな森の中でひっそりと瞑想修行が行われていたであろうその場所は、レンガの壁に手を添えると今でも当時の空気が感じられるような気がします。 洞窟内はいくつか行き止まりになっていて、その先に仏像が置いてあります。 何人もの僧侶が、それぞれそこで瞑想修行を行なったのでしょうか。 訪れる人みな、洞窟中央で祈りをささげています。 この場所は、今でもタイの人々の心の拠り所になっているんですね。 トンネルを抜けて上に登ると、天に向かってそびえ立つ大きな仏塔が 洞窟を抜けると、上にはかなり大きな仏塔が。 夜はライトアップもしているそうなので、また違った雰囲気を感じられるかもしれません。 今では壁の塗装が剥がれていますが、かつてはこんなにも色鮮やかだったそう。 内部の壁にも、昔の色がわずかに感じられる場所があるので、よかったら探してみてください。 街の中にあるお寺とはまた違った、静かでのんびりできる場所です。(素敵なウエディングフォトをとってるカップルもいました) 現在もこの近くには、瞑想センターがあります。「ワット・ウモーン」でも外国人の修行を受け入れているそうなので、興味のある方は現地で聞いてみてください。 見学が終わって帰ろうとした時、ふと隣をみるとこんなメッセージが。 例え旅をしていろんな世界を見ても、自分という人間はまだまだ分からないところがいっぱいです。 自分とゆっくり向き合うことの大切さを感じる場所でした。 アクセス:「ワット・ウモーン」への行き方 ワット・ウモーンへは、ソンテウかタクシー(Uber、Grab)またはモーターバイクのレンタルがオススメです。 (ソンテウだと旧市街からなら60〜80Bで行けると思います。) 入り口はこの看板が目印です。 名称 ワット・ウモーン(Wat Umong) 住所 135 Moo 10 | Suthep Subdistrict, Chiang Mai 50200, Thailand 営業時間 4:00〜20:00 URL http://www.watumong.org/web/